心を癒す美しい季節の花(234)


[撮影者 大橋 前JARL事務局長]

昭和記念公園の「彼岸花」
 「彼岸花」って実に毒々しい色合いですので、子供の頃は避けていて決して触ることもなく見向きもしませんでした。
加えて独特の異様な形ですので、幽霊花(ゆうれいばな)、死人花(しびとばな)、狐花(きつねばな)、地獄花(じごくばな))、剃刀花(かみそりばな)などと言われ、地方によっては、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあ などと言われていたようです。

 そして球根にはアルカロイド系の猛毒が含まれていて、1個の球根で何とネズミ1500匹も死ぬそうですが、物の本によれば「デンプン質が豊富であり、砕いて水に7回さらせば非常食になる」と言われ、そのために家の近くの土手等に人の手で植えられているとのことです。

 でも、写真を撮るようになってから、その姿・形が結構魅力的ではないかとも思い、撮影するようになってきました。
 この花の撮影は、バックが暗くなって、草木のゴチャゴチャが見えないようにして撮ることのようです。

昭和記念公園で写してきました彼岸花の写真をお送りします。
それにしても変わった形の花です。
その1 その2
 

(画像をクリックすると、原画が表示されます。)

 

その1

 

その2